こんにちは!
8月のペルセウス座流星群、なが〜い雨で奈良ではほとんど見れませんでしたよね。
8年ぶりに好条件での観測が期待されていただけに非常に残念でした。
しかし今年はまだふたご座流星群もありますよ!
3大流星群の一つであるふたご座流星群、今年は条件はあまり良くないですが、もちろんチャンスはあります。
滅多に見られない流星群ですから、
- 一番見頃の時間帯で見たい!
- 周りにあかりのないいい感じの場所で見たい!
と思いますよね。あなたもきっとそうでしょう!
そこでこの記事では、
- ふたご座流星群の奈良での見頃の時間帯はいつ?どの方角に見える?
- 奈良でふたご座流星群が綺麗に見れるおすすめスポットはどこ?
という内容をまとめています。
結論から言うと、ふたご座流星群の奈良での見頃は、12月14日の空が暗くなってから15日明け方にかけて、全方角で見ることが可能です!
月明りがあるため、月を視界に入れないように見てくださいね。
オススメスポットについては、街灯が少なく星が良く見えるところを紹介します!
Contents
【2021年】ふたご座流星群奈良の見頃時間帯や方角
2021年のふたご座流星群は、12月13日から15日にかけてが見頃と予想されます。
流星群が極大(ピーク)の時間帯は日本時間で12月14日の夕方頃で、まだ空が明るいためほぼ見ることが出来ません。
なので見頃のタイミングは、第一候補が12月14日の21時頃から15日明け方、第二候補が前日の13日21時頃から14日明け方までとなります。
ピークで見れないのは残念ですが、流星群が活発な時間は割と長く続くので期待したいですね。
また、奈良でどの方角が一番見れるのか、については、結論どの方角でも見えます!
ペルセウス座流星群と同様、流星は、放射点(流星の出どころ)を中心に四方八方へ放射状に飛び出すように流れて見えます。
放射点から遠いほど長い流星になって見えるので、空全体をひろ〜く見る感覚でいるのが観測の時のポイントです!
ただし、今年はピーク時12月14日の月齢が11なので、月明かりが比較的明るい日なんです。
つまりは月明かりで流星が目立たず、見えない可能性があるんですよね。
なので月が視界に入らない方角を見るのがベストと言えます。
月は夜中3時頃に沈むので、そこから5時前後までは観測のベストタイミングとなるでしょう。
夜中になると冷え込みはハンパないです、防寒対策は必須ですよ!
【2021年】ふたご座流星群奈良のおすすめスポット3選
2021年のペルセウス座流星群を奈良県で見るのにおすすめのスポットとして、街灯が少なく星がよく見えるところを3つあげています。
鶴姫公園(吉野郡野迫川村)
1つ目に紹介するのは鶴姫公園です。
奈良県と和歌山県の県境の山地にある「高野龍神国定公園」の中にあり、南海高野山駅前からバスで33分の位置にあります。
幸せの鐘と星空。まさに息をのむ美しさですね!
概要を表にまとめておきますね。
名称 | 鶴姫公園 |
住所 | 奈良県吉野郡野迫川村檜股 |
駐車場 | 無料駐車場あり(公園の入り口と展望台に約10台ずつ) |
特徴 | ・天体観測で有名なスポット ・12/15頃から通行規制が掛かる場合あり(天候により規制が早まる可能性あり) ・実際に鳴らせる「幸せの鐘」というベルがある |
地図 | Google Mapで見る |
冬季はチェーン規制が掛かり、また17時以降は通行禁止になる場合もあります。更に12/15からは通行規制が掛かる可能性があります。その年により違いはありますので、事前に電話等で確認をしてくださいね。
鶴姫公園の出入り口ゲート前にある駐車場からでも観測は可能です。
より美しい星空を見たい方は、出入り口ゲートより約1kmほど進んだ先にある、展望台のある駐車場まで行ってみてください。
高さがあるので視界がより広がり「手を伸ばしたら掴めるのでは?」と思うほどくっきりと見えます。
天文ファンの方も多く訪れる、大変人気のスポットです!
車のヘッドライトやブレーキランプ、懐中電灯が観測している方の妨げにはなります。
ですが真っ暗な道なので、お互いに譲り合いゆとりのある心で観測をしましょう。
フォレストパーク神野山 (山辺郡 山添村)
2つ目は、フォレストパーク神野山です。
奈良市や宇陀市、三重県の伊賀市や名張市に隣接しており、いずれの市からも簡単にアクセスできる場所です。
「星空のステージ」に車を停めて、展望台までは歩いて行きましょう。
建物との星空とのコラボって幻想的ですよね。
概要はこちらです。
名称 | フォレストパーク神野山 |
住所 | 奈良県山辺郡 山添村大字伏拝888-1 |
駐車場 | 星空のステージ山添駐車場 約30台くらい (協力金300円) |
特徴 | ・奈良県の名勝に指定されている ・周辺地域と自然景観保護の為、「県立月ヶ瀬神野山自然公園」に指定 |
地図 | Google Mapで見る |
山頂からは360度のパノラマが広がり、夜空を見渡せば空一面の星空を楽しむ事ができます!
駐車場から山頂までは舗装されていませんので、足元を照らしながら注意して歩いてください。
近隣にはキャンプ、バーベキュー、ダム湖釣り、サイクリングなど、楽しめる場所がたくさんあります。
動物好きな方は、羊がたくさんいる「めぇめぇ牧場」にも足を運んでみてください。
冬季は路面凍結などがありますので、スノータイヤやチェーンで対策をしましょう。
山添村の判断で入山閉鎖になる場合もありますので、こちらも事前に確認しておく方が良いですね。
大塔コスミックパーク星のくに (五條市大塔町)
3つ目は、「大塔コスミックパーク星のくに」です。
五條市中心部から約22kmの場所にあり、車で約30分ほどで行く事ができます。
澄んだ夜空と明かりのない絶好の自然環境の中に、天文台・プラネタリウム館・宿泊施設・温泉・道の駅・郷土館等が集合した複合施設です。
流星群の時には、流れ星がもっと沢山見られそうですね!
概要はこちら。
名称 | 大塔コスミックパーク星のくに |
住所 | 奈良県五條市大塔町阪本249 |
駐車場 | 無料駐車場 約100台 (全施設合計数) |
特徴 | ・宿泊施設あり ・天体観測会の開催あり(宿泊者向け、場合によっては一般参加も可能) |
地図 | Google Mapで見る |
天体観測をメインとした建物なので、施設入り口付近の駐車場からも十分観測することができます。
「本格的に見たい!」という方は、宿泊者向けの天体観測に参加してみてください。
屋根の上に、ドーム型の観測室があるドーム付バンガローに宿泊すると、プライベートな空間で観測することが出来ますよ。
他にも子供向けに芝スキーができるちびっこゲレンデや、温泉、バーベキューハウス、道の駅もあります。
季節を問わず大自然の中で、家族で楽しい1日を過ごすことが出来ますね☆
冬の対策としては、スノータイヤに履き替えやチェーンを積んでおく方が良いでしょう。
急な積雪に備えて、近くのチェーンつけてくれるガソリンスタンドも探しておくと尚良いですね!もちろん、ご自身の防寒対策もお忘れなく!
まとめ
2021年のふたご座流星群奈良の見頃時間帯や方角・おすすめスポットについて紹介してきました。
まとめとしては、
- 流星群は12月13日〜15日にかけて見える、見頃は14日21時頃から15日明け方まで
- 流星群は基本的にどの方角でも見えるが、月明かりがあるため月を視界に入れないのがポイント
奈良県の街灯が少なく、星が見やすいオススメスポット3選は
- 鶴姫公園(吉野郡野迫川村)
- フォレストパーク神野山(山辺郡山添村)
- 大塔コスミックパーク星のくに (五條市)
ペルセウス座流星群を楽しみにしていた方にとっては今年は大変残念な年でしたよね。
是非ともふたご座流星群でリベンジをしたい!て感じでしょう。
極大のタイミングは難しいですが、バッチリ観測して2021年の星空鑑賞を締めくくりたいですね。
奈良県内に住んでいる方もそうでない方も、お住まいの地域に近い場所でふたご座流星群を見に行ってみてくださいね。
何度も言いますがくれぐれも防寒対策は怠らないように!
今回は以上です!ありがとうございました〜。
冬の流星群観察に何持ってけばええの?という方はこちらの記事も参考にどうぞ。